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ダイニングテーブルを選ぶ際に知っておきたい塗装の種類

ダイニングテーブルを選ぶ際に知っておきたい塗装の種類

ダイニングテーブルは、家族が集まって食事をしたり、また書斎やオフィス用としても利用できる用途の広いテーブルです。そのため、ダイニングテーブルを選ぶ時はデザイン性だけでなく、耐久性などにも考慮して選ぶ方が多いのではないでしょうか。

近年、国産メーカーでは、お客様のニーズにお応えできるようテーブルサイズ・種樹・塗色を何種類かの中から選択できるオーダー仕様になっており、塗装の仕上げ方法もオイル塗装ウレタン塗装かを選べるようにもなっております。国内メーカーは安価な海外輸入商品にできない品質と、きめ細かい特徴を生かしていると思います。

ダイニングテーブルを選ぶ際に知っておきたい塗装の種類01

そこで今回は、ダイニングテーブルを選ぶ時に知っておきたい塗装の違いをご紹介したいと思います。最近ではDIYでリビングテーブルを自作される方も増えています。どちらも特徴がありますので、購入の際、DIYの塗装時の参考にしていただければと思います。

オイル塗装とウレタン塗装の違い

ダイニングテーブルの塗装にはオイル塗装ウレタン塗装の2種類があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、理解して選ぶようにしましょう。それでは、オイル塗装とウレタン塗装の違いをご紹介いたします。

オイル塗装

オイル塗装とは、天然植物由来のオイルを主原料とした塗料で 家具に染み込ませて表面を仕上げた塗装です。化学塗料を一切使用していない体に優しい塗装と言えます。

オイル塗装で仕上げれらる家具のほとんどは木を輪切りにした時に見られる外周部の白い部分(白太)を使用しません。白太の部分は素材が軟らかい為、耐久性が落ちるからです。厳選された素材の塗装に向いています。

ダジニングテーブルのオイル塗装

ウレタン塗装

ウレタン塗装とは、プラスチック樹脂系のウレタン樹脂で家具の表面をコーティングする塗装方法です。

表面は固くコーティングされますので素材自体に割れや反りを抑制させることもでき、キズが付きにくくなります。

ウレタン樹脂でコーティングを行うため、オイル塗装に比べて光沢が生まれ、しっとり感のある綺麗な仕上がりになります。また表面の艶をなくした「つや消しウレタン塗装」もあります。

ウレタン塗装の場合は、オイル塗装の場合に使用しなかった白太の部分も着色をしてからウレタン塗装に仕上げることが出来る為、材料を無駄なく使用できるのも特徴です。

ウレタン塗装

オイル塗装とウレタン塗装のメリット・デメリット

天然植物由来系のオイル塗装と、プラスチック樹脂で表面をコーティングするウレタン塗装のメリットとデメリットはどのようなものなのでしょうか。

オイル塗装のメリット

オイル塗装のメリットは、自分でメンテナンスができる点です。

自分で塗装ができるオイル塗装
凹みキズや、すりキズはスチームをかけたり、紙やすりを使用し、最後にオイルを塗ることでキズを修復することができます。

使用している間にオイルがとれてしまっても、再度オイルを塗ることで艶のある木の雰囲気や風合いを蘇らせることができます。修理・メンテナンスなどご家庭ですることができますので、経費はあまりかかりません。

オイル塗装のデメリット

オイル塗装のテーブルは表面がコーティングされていないため、部屋の湿度により割れやヒビが入ったり、変形することがあります。しかし、ウレタン塗装のテーブルと違い、ご家庭で修繕することが可能です。

また、テーブルの上を水拭きすると表面のオイルも一緒に剥がれてしまうため、乾拭きが基本となります。(毎日水拭きをする場合は、週に一度ほどオイルを塗っていただければ大丈夫です)

揚げ物や、ポテトチップスなどの油分のある菓子や、魚の焦げなどの炭に弱く、着いたシミは取り難くなります。

ウレタン塗装のメリット

表面を樹脂で塗装しているため、表面の汚れは水拭きすることができます。

オイル塗装と違い、メンテナンスは10~20年は不要ですから気兼ねなく使用できます。
表面をコーティングすることで、オイル塗装に比べるとヒビ割れや反りが起こり難いです。

ウレタン塗装は机を水拭きできます

ウレタン塗装のデメリット

表面をプラスチック樹脂でコーティングしているため、熱い鍋などを置くと白い膜のような跡が付いてしまいます。これは、鍋敷きやテーブルマットを敷くことで予防できます。

また、テーブルの傷やへこみは、オイル塗装のように自分で修理することができない為、専門の工場に依頼する必要があります。
毎日の水拭きで塗装自体も20年程かけてゆっくり塗膜が取れていきます。その場合も工場での再塗装が必要になり、再塗装代金が発生します。

まとめ

オイル塗装は木の風合いを感じられる塗装で、ヒビ割れや、凹みが出来てしまってもメンテナンスが可能であり、経年劣化を楽しんでいただける商品です。キズも思い出の一つになりますね。

一方、ウレタン塗装は汚れに強いため、いつでも清潔に保つことができます。家族と食事をする際、食べこぼしなどをサッと拭けるダイニングテーブル。また、子供さんと一緒にリビング学習されるご家庭も多くなってきております。お子様が小さいご家庭では、鉛筆の削り粉などもきれいにふき取れるウレタン塗装のテーブルがいいですね。

実はこんなに違う?! ダイニングテーブルを選ぶ際に知っておきたい塗装の種類

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ぜひショールームへ足をお運びください。

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